1987年大阪府生まれ。2011年京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。近年の個展に、2018年「ART OSAKA 2018」(ホテルグランヴィア大阪 ROOM6227/大阪)、2018年「momentary epic」 (GLAN FABRIQUE /大阪)。2015年「1floor2015 対岸に落し穴」(神戸アートビレッジセンター/兵庫)、2019年「SICF20」(Spiral/東京)、2019年「トロポスフィア:素材が開く新しい世界」(京セラギャラリー/京都)等のグループ展に参加。
1987年
大阪府生まれ。
2011年
京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。
個展
2014年
「connector」 GLAN FABRIQUE la galerie / 大阪
2015年
「lightness of object」 KUNST ARZT / 京都
2016年
「 断片の軽重」 STREET GALLERY / 兵庫
2017年
「color separation」 DMOARTS / 大阪
2017年
「move」 ギャラリーいのくま亭 / 京都
2017年
「internal trade」 STREET GALLERY / 兵庫
2018年
「ART OSAKA 2018」 ホテルグランヴィア大阪 ROOM 6227/ 大阪
2018年
「momentary epic」 GLAN FABRIQUE la galerie/大阪
グループ展
2014年
「HUB-IBARAKI ART COMPETITION」茨木市クリエイトセンター /大阪
2014年
「A Sense of Mapping -私の世界の測り方-」Gallery PARC /京都
2015年
「第42回現代美術-茨木2015展」茨木市生涯学習センター/大阪
2015年
「1floor2015「対岸に落し穴」 神戸アートビレッジセンター/兵庫
2016年
「伏在の風景 顕在の標 」 2kw GALLERY/ 大阪
2017年
「掃除と展示 」 atelier9 / 京都
2019年
「SICF20」 スパイラル / 東京
2019年
「トロポスフィア:素材が開く新しい世界」(京セラギャラリー/京都)
作品として、ものそのものは如何にして対峙されるのか、
また日常の延長でありながら少し異質な存在のあり方に関心がある。
幾何学を用いたレリーフ状の作品は絵画の様なコンポジションと、画面を場と見立て、俯瞰された地形を回遊する意識とを合わせ製作を行っている。
具体的なモチーフは持たず自立した作品、またはそれが取り巻く空間性よって対峙する者のそれぞれの現在位置を示すものになればと考えている。
I am interested in how an object itself is to be faced as a piece of art,
and its slightly different existence while being an extension of daily life.
The geometric reliefs are made as I regard the painting-like composition and screen as a field, and coordinate it with an image of floating through the terrain, looking from over above.
I hope that my work will indicate the current position of those who face it, as an independent artwork without a specific motif, or with the space that surrounds it.
色面による絵画的なコンポジションを基本としながら、作家自身が足を踏み入れた地形やそれらを元に想像を膨らませて, 半立体的な作品を山城は作っている。平面から飛び出た作品ではあるが、より冷静に画面に対して慎重である。作品のもつそのバランスから緊張感さえも伝わってくる。一昨年、東京のスパイラルで展示した、彼の二次元的三次元への挑戦は、これからもまだまだ続くだろう。
(塩田千春)