東條由佳 / Yuka Tojo

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PROFILE

1991年福岡県生まれ。2014年京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形ゼミ卒業。受賞歴に「群馬青年ビエンナーレ2019」、「トーキョーワンダーウォール2015」など。2019年10月には現在の活動拠点である徳島県神山町にて個展を開催。服のしわをモチーフとし、存在性をテーマにした作品を制作している。

 

学歴
2014年
京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形ゼミ卒業
 
受賞歴
​2019年
「群馬青年ビエンナーレ2019」入選
2015年
「トーキョーワンダーウォール公募 2015」 入選
 
個展
2019年
「Portait Of Sameone」いといアーッ(徳島)
2015年
「ポートレイト」 gallery make(京都)
「パーソナル」 喫茶ヒャクヨウバコ(京都)
 
​グループ展 
2019年
「群馬青年ビエンナーレ2019」群馬県立近代美術館( 群馬 )
2016年
「東條由佳・平松実紗2人展 ここにはいないひと」gallery make ( 京都 )
「AFAF AWARDS 2016」福岡アジア美術館8階 ( 福岡 )
「CARNIVAL vol.01」Niva ( 大阪 
2015年
「トーキョーワンダーウォール2015」東京都現代美術館 ( 東京 )
2014年
「京都造形芸術大学卒業制作展」京都造形芸術大学 ( 京都 )
2013年
「一時的共同体 [con] Temporary Commune」 Gallery PARC ( 京都 ) 
「MOLTING」 gallery Take Two ( 京都 )
「MOVING ART」 元・二条センター ( 京都 )
「呼吸する視線」 ARTZONE ( 京都 )
2012年
「箱の宇宙 ー あるいは未来への玉手箱 ー」 ハコバカ ( 京都 )
「キネキテル」 Antena Media ( 京都 )
Born in Fukuoka, 1989. Graduated from Kyoto University of Art and Design, 2014. Awards include Gunma Biennale for Young Artists 2019, selected, Tokyo Wonder Wall 2015, selected. In October 2019, a solo exhibition was held in Kamiyama, Tokushima Prefecture, her current activity base. She creates works on the theme of existence, with clothes as her motif.
 
Education
2014
Graduated from Kyoto University of Art and Design
 
Awards
2019
Gunma Biennale for Young Artists 2019, selected
2015
Tokyo Wonder Wall 2015, selected
 
Solo exhibitions
2019
“Portrait Of Someone” itoiahhh, Tokushima
2015
“Portrait” gallery make, Kyoto
“personal” Cafe HYAKUYOUBAKO, Kyoto
 
Group exhibitions
2019
Gunma Biennale for Young Artists 2019, Gunma Prefectural Museum of Modern Art, Gunma
2016
“YUKATOJO, MISAHIRAMATSU People who are not here” gallery make, Kyoto
“AFAF AWARDS 2016” Fukuoka
“CARNIVAL vol.01” Niva, Osaka
2015
“Tokyo Wonder Wall 2015” Museum of Contemporary Art, Tokyo
2014
“Kyoto University of Art and Design Graduation Exhibition” KUAD, Kyoto
2013
“Temporary community [con] Temporary Commune” Gallery PARC, Kyoto
“MOLTING” Gallery Take two, Kyoto
“MOVING ART” Former Nijo Center, Kyoto
“Breathing gaze” ARTZONE, Kyoto
2012
“The universe of the box-or the ballbox for the future-” HAKOBAKA, Kyoto
“kinekiteru” Antenna Media, Kyoto

STATEMENT

身体の表面として現れる衣服の「しわ」。それはその”内部の輪郭”を抽象化するものであると同時に、“身体そのもの”がそこに存在していることを具現化しているものである。
わたしはその衣服の「しわ」を通して、そこにある存在をみつめ、捕まえては、ひたすらに画面に閉じ込めている。

The “wrinkles” in clothes that appear as the surface of the body; they abstract the “inner outline” and at the same time embodies the existence of the body itself.
I observe existences through the “wrinkles” of clothes, and I trap them inside the screen.

TESTIMONIAL

東條由佳さんは大学2年生頃から知っている。作品への取り組み、粘り強さは一貫していた。最近、人の洋服の皺を画面に何百人と書きこむ作品を展開している。画面を見ているとそれが人の洋服の皺なのか、山脈なのか、人の体の一部を拡大した様子なのか、画面の中の立体感すら見えなくなる瞬間もあり、イメージが膨らんだり歪んだりして、ついつい目が離せなくなる。

 

(宮永愛子)

一般財団法人 川村文化芸術振興財団

一般財団法人 ニッシャ印刷文化振興財団