宮田彩加 / Sayaka Miyata
PROFILE
2012 京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 染織領域修了。受賞歴は「京都府新鋭選抜展2017」優秀賞、「琳派400年記念 新鋭選抜展」日本経済新聞社京都支社賞、「京展」京展賞。個展は2019 ワコールスタディホール（京都）、2018 COHJU contemporary art（京都）、2016 Gallery PARC（京都）など。グループ展は2019「第22回岡本太郎現代芸術賞展」（川崎市岡本太郎美術館）、「宮田彩加キュレーション どうかしてる日常」（KUNST ARZT,京都）、2017「交わるいと」（広島市現代美術館）、 2016「スピリチュアル・イマジネーション」（LIXILギャラリー,東京）、2014「THE MIRROR」（名古屋商工会館,東京）など
学歴
2012
京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 修士課程 染織領域修了
受賞歴
2019
第22回 岡本太郎現代芸術賞展 （入選）
2017
Kyoto Art for Tomorrow – 京都府新鋭選抜展 2017 （優秀賞）
2016
琳派400年記念 新鋭選抜展 -琳派FOREVER- （日本経済新聞社京都支社賞）
2015
琳派400年記念 新鋭選抜展 （入選）
TERRADA ART AWARD 2015 （入選）
2014
京展 （京展賞）
KUAD Graduates Under 30 Selected （KUADオーディエンス賞）
2012
Valcellina Award （入選）
2008
京都造形芸術大学卒業制作展 （瓜生山賞・混沌賞・学科賞）
個展
2019
花を形成するプロット -Episode Kyoto- （ワコールスタディホール京都ギャラリー）
2018
この視点 （COHJU contemporary art，京都）
2017
スペクトラムファイル 17 宮田彩加 （スパイラル 1F MINA-TO，東京）
2016
裏腹のいと （Gallery PARC，京都）
2015
花を形成するプロット （H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI，東京）
呼応するパターン （日本橋高島屋アートアベニュー，東京）
2014
生命力の形態と対称性 （ギャラリー恵風，京都）
2013
Sayaka Miyata Exhibition （京都造形芸術大学 bixko_kitchen）
生命力と形態 RADICAL SHOW 2013 （渋谷ヒカリエ8/CUBE，東京）
WARP×Knots -エルンスト・ヘッケルへのオマージュ- （GALLERY GALLERY EX，京都）
2012
野菜WARP （gallery near，京都）
WARP （軽井沢ニューアートミュージアム，長野）
Knots （京都みなみ会館）
2011
擬態 （GALLERY GALLERY EX，京都）
グループ展
2019
第22回 岡本太郎現代芸術賞展 （川崎市岡本太郎美術館，神奈川）
VvK24 宮田彩加キュレーション どうかしてる日常 （KUNST ARZT，京都）
植物考 -香満衣- （日本橋高島屋美術画廊，東京）
J FRAME OF MIND （studio J，大阪）
2018
NOVEMBER ISLAND （WINWIN ART，台湾）
2017
Kyoto Art for Tomorrow – 京都府新鋭選抜展 2017 （京都文化博物館）
新宿高島屋美術画廊10周年記念 ～そして広がる～ （新宿高島屋美術画廊，東京）
交わるいと「あいだ」をひらく術として （広島市現代美術館）
2016
琳派400年記念 新鋭選抜展 -琳派FOREVER- （京都文化博物館）
スピリチュアル・イマジネーション （LIXILギャラリー，東京）
蠢くものたち （hpgrp GALLERY TOKYO）
2015
琳派400年記念 新鋭選抜展 （京都文化博物館）
TERRADA ART AWARD 2015 入選者展 （T-Art Gallery，東京）
ドクロ展 （新宿高島屋美術画廊，東京）
2014
京展 （京都市美術館）
KUAD Graduates Under 30 Selected （Galerie Aube，京都）
THE MIRROR （名古屋商工会館，東京）
Politics Narcissism （ARTZONE，京都）
Transparency （Maki Fine Arts，東京）
2013
Recto emotion ～刺繍表現に見る今日の作家たち～ （日本橋高島屋美術画廊，東京）
tokonoma展 （gallery near，京都）
2012
VALCELLINA AWARD （マニアーゴ，イタリア）
クリスマス・ショウ （ラディウムーレントゲンヴェルケ，東京）
2011
SPURT展 （Galerie Aube，京都）
2010
日米美術学生展 2010 （Ise Cultural Foundation，NY，2011/2012）
いとへん展 （京都産業会館）
染織の旅に出かけよう （同時代ギャラリー，京都）
2008
混沌から躍り出る星たち 2008 (第一期：京都展 / Galerie Aube | 第二期：東京展 / スパイラルガーデン）
アートフェア
2019
ART in PARK HOTEL TOKYO （パークホテル東京）
2018
VOLTA NY （Pier90，NY）
SYDNEY CONTEMPORARY （Carriageworks，オーストラリア）
蒐集衆商 （スパイラルガーデン，東京）
2017
SEATTLE ART FAIR （CenturyLink Event Center，Seattle WA，アメリカ）
SYDNEY CONTEMPORARY （Carriageworks，オーストラリア）
2015
神戸アートマルシェ （神戸メリケンパークオリエンタルホテル，兵庫）
青参道アートフェア （LAUREL，東京）
NEW CITY ARTFAIR Taipei （松山文化創意園區，台湾）
アートフェア札幌 （クロスホテル札幌，北海道）
2012
ULTRA005 （スパイラルガーデン，東京）
ART TAIPEI 2012 （台北世界貿易センター，台湾）
STATEMENT
大学で染織を専攻したことがきっかけで、染めた布に奥行きやボリュームを出す為に手刺繍・ミシン刺繍によるオリジナルテクニックを使った制作を始める。ミシンに意図的にバグを起こすことで現れる糸の層「WARP」や、支持体の布を無くし、糸だけで構築させていく「Knots」など、「エラー：失敗の行為によって新たな価値観が生まれる」を根本にしたテクニックと、生物の形態や、物事の発生や進化の在り方を呼応させた作品作りをしている。
Majoring in Textile Arts at university made me start to produce art with the unique techniques of needlework and machine embroidery. In the WARP series, the layer of threads comes out as an intentional glitch of the sewing machine. In the KNOTS series, I produce embroideries without fabrics as support material. Through these various types of embroidery techniques, my works represent a life form, a birth of everything and a state of evolution, which arouse my interests in what new values and criteria in this world are brought to us through errors.
TESTIMONIAL
宮田の作品はコンピュータミシンとの協働であり、予定調和に完璧に繰り返されるデータと対峙し、あえてズレやエラーに着目した意図的な作業を施していることもさることながら、出来上がってきた作品の中に、情動的な身体性のようなものを感じる。地と図の関係に空隙を用いたあわいがたちあがり、立体的でもあり、触感的でもあり、そうやって陰影をもたらす。糸で紡がれ、刺された痕跡をかすかに見ながら、動物のその目に、植物の振る舞いに、躍動を感じずにはいられない。
（田村尚子）
一般財団法人 川村文化芸術振興財団
一般財団法人 ニッシャ印刷文化振興財団
