1990年岐阜県生まれ. 京都工芸繊維大学造形工学課程卒業. 現代美術、メディアアートの分野で活動. コンピュータプログラミングを用いた作品の制作を行う. Dumb Type、高谷史郎、池田亮司、名和晃平など多くのアーティストの作品にプロジェクトメンバーとして参加.
2013
Born in Gifu, 1990. Graduated from the department of architecture and design, Kyoto Institute of Technology. Shiraki creates artworks with computer programming. He is involved in art projects of Dumb Type, Shiro Takatani, Ryoji Ikeda, Kohei Nawa and many other artists.
2013
コンピュータプログラミングなどデジタルテクノロジーを用いたインスタレーション作品を中心に制作する.
He mainly create insatallation artworks by using digital technology such as computer programing.
白木良はメディアアートの分野でコンピュータ・プログラミングを用いた作品を発表しており、Dumb Typeをはじめとする様々なアーティストのプロジェクトに関わってきた。アーティストとのコラボレーションでは、プログラマーの立場から作者の意図を汲み取り、数式や関数、自然界から抽出されたアルゴリズムを取り入れ、オリジナリティ溢れるプログラムを構成する。2019年に二条城で開かれた『時を超える:美の基準』展では、名和晃平とのコラボレーション作品としてプログラミングを白木良、サウンドスケープを原摩利彦が担当する「Tornscape」を発表した。「Tornscape」は日本最古の災害ルポルタージュともされる「方丈記」の無常観をテーマにしたもので、天候とランドスケープ、 そして天災のダイナミックな関係が絵巻物のようなアスペクト比のなかで生成され続ける、プログラム映像と音によるインスタレーション作品である。
(名和晃平)