1994 年京都生まれ、上海育ち。京都造形芸術大学現代美術・写真コース卒業。大学在学中にアルル国立高等写真学院へ留学。「KG + Award 2018」グランプリを受賞、「sanwacompany Art Award / Art in The House2019」グランプリを受賞。現在、東京を拠点に活動中。主な個展に、KYOTOGRAPHIE 2019 プログラム「15972 Sampling」 SFERA( 京都)、 TOKYOGRAPHIE 2018 プログラム「Utopia」GALLERY WATER(東京)、「霧霾| Wu-Mai」ワコールスタディホール京都 ギャラリー、「Utopia」元淳風小学校(京都)などがある。
学歴
2014-2018
京都造形芸術大学 現代美術写真コース
2016
フランスアルル国立高等写真学校
受賞歴
2019
サンワカンパニーアートアワード グランプリー
2018
KYOTOGRAPHIE サテライトイベントKG+ グランプリー
2018
Art Award Tokyo Marunouchi 2018 小山登美夫審査員賞
2018
京都造形芸術大学卒業制作展 学長賞
個展
2018
Utopia 京都造形芸術大学卒業制作展
2018
Utopia 元淳風小学校
2018
Wu-Mai ワコールスタディーホール京都
2018
Utopia Tokyographie, GALLERY WATER
2019
Inbetweening サンワカンパニー東京ショールーム
2019
15972 sampling Kyotographie 2019, Sfera
都市空間における自身の身体感覚を基軸にしながら、そこで蓄積された情報を圧縮・変換する装置として写真を拡張的に用いている。独自の手法で異なる時間、場所を接続し再構成することにより、空間の周縁に潜在するコンテクストへと視線を誘導し、風景を形づくる見えない情報的地層の断面を立ち上げている。
Gu uses photography expansively as a means to compress and transform the information accumulated in one’s physical sensations in urban spaces. Through an original method with which different times and places are connected and reconstructed, Gu builds a cross-section of the invisible informational stratum that forms sceneries, guiding the eye through the hidden contexts on the periphery of space.
プラトン以前のイオニア(ギリシャの地方)の哲学者たちは、アポロンは最初から大理石のなかに眠っており、人間を使って余分な部分を削り落とさせ彫像化されたと考えた。これがフュシスと呼ばれるテクネー(テクノロジー)の原型である。地上に蔓延した人間中心主義はそこには無く、眠っている何かが人間を使って表れ出るのである。ゆえに温暖化も原発もAIも人工生命も・・もし彼らに意志の主体があり人間にはなすすべが無いとすれば!・・ハイデガーはその事実を受け止めよと言うだけで、なんら方法を示してはいない。ピクセルを抜き取られてエントロピーの増大に抵抗できないKが生み出す都市の群れ。そこにエネルギーを供給する石炭の山。我々
(椿昇)